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第1回:アントレプレナーシップをMBAで学ぶということ

科目概要
『戦略的起業論』は、いわゆる理論のみでは学ぶことができない「起業への第一歩」を踏み出すためのマインド醸成を目的とした科目です。

起業家12人を通して見えてくる「起業家が陥りやすい失敗」をどの様に戦略的に解決していくのか。その糸口をBBTを大学院の修了生の方と一緒に見ていきましょう。

科目名 戦略的起業論
担当教授 大前 創希 教授
執筆担当 村西 重厚さん 2015年MBA取得
第1回(全6回) アントレプレナーシップをMBAで学ぶということ
作成 2017/5/17

アントレプレナーシップとは

読者の皆さんは、「起業」についてどのようなイメージを持っていますか?

「すでに起業している。」
「いつかは起業してみたい。」
「自分は起業には関係ない。」
様々な立場があることでしょう。

BBT大学院には、経営管理コース、グローバリゼーションコース、アントレプレナーコースの3つのコースがあります。

この内アントレプレナーコースは、2016年に新設された起業家育成のためのコースで、本気で起業を志す人に特化したプログラムを提供しています。

もしかしたら「アントレプレナー」という言葉が耳慣れない方もいらっしゃるかもしれません。

アントレプレナーとは、ずばり「起業家」の事を指します。もともとはフランス語のentrepreneur(アントルプルヌール)に由来するそうです。また、「起業家精神」の事を「アントレプレナーシップ」とも言います。初めてこの言葉を耳にされた方は是非、これを機会に「アントレプレナー」「アントレプレナーシップ」という言葉を覚えてくださいね。

なぜ『戦略的起業論』か?

さて今回から計6回、BBT大学院アントレプレナーコースの科目である『戦略的起業論』をご紹介します。

BBT大学院では『起業論』という必修科目があります。

『起業論』では概念的にリーダーとしての本質を学ぶことができます。一方、この『戦略的起業論』は経営者の「生の声」を聞き、実例から学ぶ形になります。

この科目をこれから連載で紹介する理由は、起業を考えている人はもちろん、これまで起業を考えたことが無かった人の役にも立つと考えているからです。

つまり「起業のリアル」を知ることで、在籍されている”会社という装置”を使って事業を立ち上げる方法も学ぶことができると思ったためです。

講義では、担当講師の大前創希先生が12人の起業家をゲストに迎え、インタビュー形式で「起業のリアル」を深く掘り下げます。

インタビューの中で起業家の皆さんは、それぞれの「起業論」を語ります。
「事業を始めたきっかけは?」
「どのような失敗をしたのか?」
「どうやってアクシデントを乗り越えたのか?」
などを経験者の言葉として聞くことができる貴重な機会です。

そのような体験から学び、自分に投影させることで、新たな進む道を見出すことができるかもしれません。

なぜMBAで起業を学ぶのか?

起業家にとって、事業を拡大するためには、本業を進める以外に
・どのようにして資金を調達するか?
・一緒に仕事をする仲間をどのように見つけるか?
などの要素も重要です。

全ての仕事に正解はありませんが、事業の目標や方向性により一定の「セオリー」があります。

実務の中で行動しながら学ぶ事は非常に重要です。一方で起業はスタート時に準備した資金が尽きるまでの時間との戦いです。事前に知っておけば、余計な回り道をしなくても済む場合もあります。組織論やファイナンスなどの知識はある程度事前に蓄えておき、意思決定の局面で、素早い判断ができるよう準備ができます。

MBAで起業を学ぶ価値は、時間を短縮できることにあると考えています。

講義の枠組み

講義に登場するケースは、金融、IT、エンターテイメントなどバラティに富んでいます。活動エリアも国内だけでなく、海外での事例も紹介されます。それぞれユニークな事業ばかりで、興味深く学ぶことができます。

講義の中で、起業家に下記のような定形の質問をします。

1.1番最初に何をやろうと思ったのか?
2.主な起業パターン5種のうち、どれに該当するのか?
3.資金調達について
4.周囲との調整について
5.創業時の失敗について
6.組織論について

同じ質問をすることで、それぞれの起業家の考えの独自性と共通点が見えてきます。

次回以降は、それぞれの質問を通して見えてきた点をご紹介します。

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