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第1回:イノベーションを実践するためには ~イントロダクション~

科目概要
『イノベーション』は、収益減やマーケットシェア低下をはじめ、事業計画のマンネリ化、業界全体の縮小といった難問に遭遇したとき、どのようなメソッドを武器に限界を突破していったらいいのかという思考方法を「11の発想法」に整理し、教授する講座です。

『イノベーション <基礎編> 』に続き、それをどう日々の実務で活用していくかという実践方法を、BBT大学院の修了生の方にわかりやすく解説していただきます!

科目名 イノベーション<実践編>
担当教授 大前 研一 教授
執筆担当 丸山昌宏さん 2015年MBA取得
第1回(全8回) イノベーションを実践するためには ~イントロダクション~
作成 2016/1/6

基本編では、11の発想法に基づいて解説を行いましたが、実践編の講義では大前学長が、所属している企業や団体でそれぞれの立場にあわせて、イノベーションをどのように実践していけばいいのか、発想法に留まらず心構えも含め、具体例を交えながらわかりやすくイノベーションの原理原則を解説しています。

私も半年間にわたり、本講義を受けて、発想法を覚えるのではなく、どうやって日々の業務に活かすことができるのか、自分に合うのはどういった発想法なのかを試行錯誤しました。その結果、やはり実践なくしては身につけることはできない、というのが実感です。

本編では、その講義を受けて実際に我々学生がディスカッションした企業事例や新しい視点などを踏まえて、イノベーションを実践するためにどうすればいいかをご紹介していきます。

発想法は「守破離」と同じ考え方

イノベーションにおける発想法は「守破離」と同じだと考えています。
「守破離」とは、剣道や茶道などで、修行における段階を示した考え方(*)です。

「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

イノベーションにおける発想法もこれに似ています。基本の型を見つけた上で、独自で改良を重ね独自の新しいものを生み出します。基本編にある11の発想法を覚えるのではなく、それ以外にも存在するフレームワークも活用しながら、自分なりの発想法を身につけるのが重要なのです。

*デジタル大辞泉より引用

「イノベーション=気づき+行動する」という考え方

アップルのスティーブ・ジョブス氏やテスラモーターズのイーロン・マスク氏、アマゾンのジェフ・ベゾス氏、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏といった代表的な企業は、既存業界の通説や常識にとらわれず、果敢に業界を打ち破り、我々に新たなライフスタイルを提供しています。

どの経営者も最初は、小さな「気づき」から始まっており、そのアイデアは世の中にあふれているものです。

私は、イノベーションはその小さな「気づき」を実際に「行動」に移してどんな困難な状況であろうとやり遂げた時初めて生まれると考えています。まずは、身の回りの「気づき」から「行動」に移してみてはいかがでしょうか。

イノベーションを実践するために

第2回以降、11の発想法以外に大前学長が紹介するイノベーションを実践するための考え方を以下の7回にわたって紹介していきます。

第2回 メンタル・ブロックバスター ~常識をいかに打ち破れるか!~
第3回 Economies of Scale ~スケールメリットで本業に集中!~
第4回 どんぶりとセグメンテーション ~今、どの戦略を取るべきか?~
第5回 感情移入 ~好きでなければイノベーションは生まれない!~
第6回 コスト・投資の時間軸をずらす ~困ったら時間軸をずらしてみる~
第7回 横展開 ~異業種の成功事例を見る~
第8回 発想のレベルを変える ~高い視点で俯瞰して考えるには~

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