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第1回:3つのキーワード、「税」「歴史」そして「戦略」

科目概要
「日本の国家戦略と税制」は私たちのビジネスや生活が、税制にどう影響されているかということを学びながら、税制の前提にある国家戦略のあり方と激変する現代社会の構造変化についての理解を深める科目です。

日本という国のカタチを知ることは、問題点を浮き彫りにすることはもちろん、大きなチャンスや可能性を知ることでもあります。その「視点・視座」を、税理士、かつMBAホルダーである、BBT大学院の修了生の方に分かりやすく解説していただきます!

科目名 日本の国家戦略と税制
担当教授 大武 健一郎 教授
執筆担当 植田秀史さん 2009年MBA取得
第1回(全8回) 3つのキーワード、「税」「歴史」そして「戦略」
作成 2015/1/7

『税』を知ることは日本・世界を知ること

税は、多くの方にはなじみが薄く、特にサラリーマンにとっては年末調整で納税が完結してしまうため、あまり関心がないのではないでしょうか。しかし、税は多くの国民の生活に密着し、とても大きな影響力を持っています。時には消費税の増税前の駆け込み需要のように、税が人々の生活や行動を変えてしまうこともあります。

また、ごく最近まで、税は国が自由に決めてよいものでした。しかし、現代は経済のグローバル化が進み、税制も一国の事情だけでは決められなくなっています。今話題の法人税率の引き下げ議論は、海外から企業を誘致するための国際的な「税率引き下げ競争」が背景にあるのです。

このように、税というキーワードを通じて、それが社会にどのように影響しているのか、世界の中でどのような意味合いを持つのかを知ることで、今の日本そして世界について、多くを学び、理解を深めることができるのです。

『歴史』を知って世界を動的に理解する

そして、もう一つのキーワードが「歴史」です。今の社会の姿を本当の意味で理解するためには、なぜそうなっているのか、という歴史的背景に対する理解が欠かせません。例えば、高度経済成長期には、日本には「有利な為替レート」「人口の増加」「人の大移動」という3つのボーナスがありました。しかし、このボーナスは現在、逆ボーナスとなって我が国を苦しめています。そして、このことは「未来の歴史」を考える上でも重要です。我が国の人口は1億2710万人(2014年)から約50年後には8700万人程度に減少すると予想されています。我々はこのような事実を前提として、未来を考えていくことが必要です。

このように、過去、そして未来の姿を踏まえながら今の世界を「動的に」理解することで、初めて次のキーワードである『戦略』が見えてきます。

『戦略』を考え、未来に向かって進む

『税』で今の日本と世界を学び、過去と未来の『歴史』の姿を踏まえ、我が国日本がどのような方向に進むべきか、その『戦略』を考えます。同時に、私たちは自分自身の未来への戦略も考えることになります。そして、その戦略を実行するため、まさに今日から何ができるのかを考え、議論します。

このように、「日本の国家戦略と税制」は、国家戦略のキードライバーともいうべき税というフィルターを通して、日本そして世界について理解を深め、我が国のあるべき姿に想像を巡らせるとともに、自分自身についても具体的な未来への指針となる『戦略』を手に入れる講義なのです。

すべての日本人にとって必要な、長期的視点に立った『戦略』を、一緒に考えましょう。

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