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第2回:RTOCSの進め方 ①毎週のお題発表から情報収集まで

科目概要
BBT大学院の学びの中心となるケーススタディ、「RTOCS」。「どうしても解きたい問題があるから、MBAの数々の知識を学びたくなる」という、本来あるべき学びの姿を実践し、ビジネスの第一線でこそ使える力を徹底して鍛えます。

BBT大学院の真髄、「RTOCS」でどのような力がつくのか? その本質とは?さあ、どのような教育メソッドなのか、BBT大学院の修了生の方に紹介していただきましょう!

科目名 RTOCS
担当教授 大前 研一 教授
執筆担当 村西 重厚さん 2015年MBA取得
第2回(全5回) RTOCSの進め方 ①毎週のお題発表から情報収集まで
作成 2018/05/02

これから4回に分けて、「RTOCS(Real Time Online Case Study)」への取組み内容について、

 ①お題発表-情報収集
 ②分析
 ③本質的問題の発見-解決策の立案
 ④提出資料の作成-学長回答との比較

という流れでご説明していきます。
今回はお題発表から情報収集について、ご紹介します。

日曜日の夜からスタート

RTOCSのお題は、毎週日曜日の夜22時頃に発表されます。例えば、過去のお題の一例を挙げると、

「あなたがコナミスポーツ&ライフの塩野紀子社長(*)だったら、オリンピックなど国民のスポーツ熱が高まっている現状をいかに自社の業績につなげていくか?」

などという形で出題されます。
*現在同社は株式会社コナミスポーツクラブに社名変更、また、塩野紀子氏は会長就任後、2017年に退任していますが、本レポートでは当時の社名、肩書でご紹介します。

この様に、RTOCSのお題は、「組織名」+「リーダー名」+「何らかのテーマ」という形で発表されます。テーマ設定がされているということは、今まさに起こっている状況に対して、自分がリーダーなら、どの様な取組みをするのか?を考えるわけです。

2020年東京オリンピックの開催が決定したのは、2013年のことでした。当時の盛り上がりを記憶されている方もいらっしゃることでしょう。それを受け、スポーツビジネスをどの様に展開するのか?を考えます。

このようにして、お題の意味を読み取るところから、RTOCSは始まります。お題から解決策のヒントを見いだせるかもしれません。

まずはWEBで情報収集

お題が出たら、まずは情報収集からです。情報収集の初期段階は、WEBを活用するとよいでしょう。最近の検索はほぼキーワード検索が主流です。そこで様々な検索テクニックに通じていると、効率の良い情報収集ができます。

今回の例題として取り上げたテーマは「スポーツクラブ」なので、フィットネス市場について様々な角度から調べることになります。ここでいくつか便利な検索TIPSをご紹介します。

例えば、WEBには多数のPDFファイルが掲載されています。説明会やプレゼンなどで使用したファイルはそのままPDF化してアップロードされており、そのような情報は専門性が高く、有益な場合が多いです。

この例えばフィットネス市場について分析したPDFファイルを探したい時は、検索ウィンドウに
“Filetype:PDF フィットネス市場”
と入力します。すると、PDFファイルだけが検索結果に表示されます。

また、画像検索も有効な検索手段です。例えば「フィットネスクラブ 売上高」と入力し、画像検索結果を表示して下さい。すると、スポーツクラブの売上高に関する記事で使われている画像が表示されています。これらの図をざっと見るだけで、売上高の傾向などが掴めると思います。そこから、有益なレポートを発見できることもあるでしょう。

この様に、まずはWEB検索を駆使して情報収集を行います。

あくまで「ファクト」を探すという視点で

BBTの大学院ではこのRTOCSに限らず、必ず「ファクトベースによる議論」が求められます。ファクトベースとは、自分の思い込みでは無く、「事実」に基づくということです。

WEB情報は、その真贋について保証されたものではありません。きちんと検証されないままに公表されているニュースも多く存在しています。最近では「フェイクニュース」という言葉を聞いたことがあるでしょう。注目を集めるために、事実ではないセンセーショナルなニュースが掲載されていることもあります。

では「ファクト」であることは、どの様に確認すればよいのでしょうか。これはできるだけ「一次情報」に近いものを探すことです。例えば企業の業績であれば、その企業のサイトで公表されているものが最も信憑性が高いでしょう。

Wikipediaに掲載されている情報を鵜呑みにせず、情報の上流に遡って確認する習慣を身につけましょう。

可能であれば自らサービスを体験

今回のお題のようなコンシューマー向けのサービスの場合、WEBでの情報収集だけでなく、自分自身でサービスを体験してみることも重要です。

スポーツクラブの場合、体験や見学ができる施設も多くあります。もし、スポーツクラブに通った経験がない場合は、自宅や職場の近くにある施設を訪問してみるのも良いでしょう。既に利用中の場合はスタッフや他のユーザーにインタビューをしてみるのも良いかもしれません。

このようにして自らサービスを体験し得た情報は、貴重な一次情報です。その中で得た気づきが、解決策へのヒントになります。

さまざまな方法で収集した情報をエアキャンパスに投稿

未知の業界や専門性が高いテーマの場合は、専門書を購入したり、図書館で書籍を借りることもあります。書籍は、電子形態にしろ、紙にしろ、1つのテーマについて詳しく説明をしているため、有益な情報となりえます。

このようにして、RTOCSでお題が出た後、始めの数日間は、WEB、体験、書籍などを通じて関連情報の収集に励みます。実際のBBT大学院生は、収集した情報をエアキャンパスに投稿し、クラスメートと情報共有をします。

こうして収集した情報を整理し、自分なりの分析を進めます。

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