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第1回:BBT大学独自の教育メソッド《 RTOCS 》とは?

科目概要
BBT大学院の学びの中心となるケーススタディ、「RTOCS」。「どうしても解きたい問題があるから、MBAの数々の知識を学びたくなる」という、本来あるべき学びの姿を実践し、ビジネスの第一線でこそ使える力を徹底して鍛えます。

BBT大学院の真髄、「RTOCS」でどのような力がつくのか? その本質とは?さあ、どのような教育メソッドなのか、BBT大学院の修了生の方に紹介していただきましょう!

科目名 RTOCS
担当教授 大前 研一 教授
執筆担当 村西 重厚さん 2015年MBA取得
第1回(全5回) BBT大学独自の教育メソッド《 RTOCS 》とは?
作成 2018/04/25

RTOCSとは

RTOCSとはReal Time Online Case Studyの頭文字を取った言葉で、「あーるとっくす」と読みます。みなさんも、RTOCSという文字列が出てきたら「あーるとっくす」と頭の中で発声しながら読んで下さいね。

RTOCSとは「もし自分が○○のリーダーだったら」と仮定し、例えば事業会社の社長であれば、現状を踏まえて、将来像を予測し、今後の具体的な打ち手を1週間で考え、発表する、という一連の流れを毎週繰り返すケーススタディです。

BBT大学院では大前研一学長科目である、『経営戦略論』と『新資本論』、『現代の経営戦略』の中で取組むことになります。

今回から全5回に分けて、RTOCSにおける具体的な取組みをご紹介します。

リーダーの疑似体験をする

例えば、このレポートを作成した2018年04月22日週のRTOCSのお題は、

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あなたが「パナソニック・エコソリューションズ社の北野 亮社長」ならば、パナホームと松村組を傘下に組み入れた今、住宅事業において、どのような成長戦略を描くか?
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です。

お題となるリーダーは会社の社長だけでなく、自治体の首長や、時には外国の大統領や首相になることもあります。過去にはチュニジアの大統領や、長野県白馬村の村長だったら?というお題が出たこともありました。

とにかく「自分が何らかの組織のリーダーになりきって、本気で物事を考え抜く」という体験の繰り返しを行います。

このような訓練を、BBT大学院ではほぼ週1回、在籍中の2年間で計100回程度繰り返し行います。

RTOCSを通して得られるもの

RTOCSでは、「自分がリーダーになって考え抜く」という疑似体験を通して、問題発見能力、問題解決能力、リーダーシップなど、様々なことを学びます。

問題を発見するには、財務知識や、国の規制、業界知識など様々な情報のインプットが必要です。そのような情報収集し整理する力も磨くことができます。そして自分が発見したテーマに関する様々な問題について、クラスメートと議論をします。自分は問題と捉えたことが、そうではないのでは? 他にこういった視点があるのでは?という形で活発なやり取りが行われます。

議論は全てエアキャンパスというサイバー上の教室で、テキスト(文字)ベースで行われます。したがって、声の大きい・小さいや、発言者のバックグラウンドなどに左右されません。必然的に「誰が言っているのか」ではなく、「何を言っているのか」に注目した議論となります。

リアルな場での議論の経験を思い起こしてみて下さい。会社ではもちろん、プライベートな場でも、互いに面と向かって話をすると、良くも悪くも相手の経歴や雰囲気などに影響を受け、言いたいことが充分に言えなかった経験がありませんか? 

サイバー上では、相手の存在は文字情報のみです。したがって、その文字が表現している、事実(=ファクト)に向き合った議論をすることができます。

余談ですが、BBT大学院での講義中の議論は、すべてオンライン上で行われるので、ファクトベースで議論する力を磨くことに集中できます。結果、「議論する力」が磨かれ、最終的にはリアルな議論の場でも落ち着いて話を進めることができるようになったと感じています。

また、サイバー上での議論を効果的に進めるためには、自分の意見をわかりやすくまとめた資料を作ることも重要になります。そのためには、表計算ソフトやプレゼンテーションソフトを効率よく使いこなせなくてはいけません。RTOCSを通して、そのような資料作成力も向上します。

自分の意見をまとめた「結論」を提出

お題が出されてから1週間弱で、自分がリーダーとして考案した「結論」を提出します。結論はあくまで一人ひとりが自分の思いを込めて仕上げます。そして、これまでの議論を通して磨かれた考えを第3者にわかりやすく表現する資料を添付します。

自分の結論を提出した後に、締切日に大前学長が撮り下ろした講義映像、「大前研一ライブ」のRTOCSコーナーで、大前学長が出した結論を視聴します。1つ注意すべきことは、大前学長の結論だけが「正解」ではない、ということです。

自分の考え出した結論と、大前学長が出された結論の差が何かを考え、振り返りを投稿して1つのケーススタディが完了します。

次回からは「RTOCSに取組む1週間」について、ご紹介をしていきます。

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