HOME > さらっと学ぶ! MBA-WEBレポート > 第1回:企業再生論でビジネスパーソンの価値を上げる

第1回:企業再生論でビジネスパーソンの価値を上げる

科目概要
『企業再生論』は、元産業再生機構執行役員であり、カネボウ化粧品会長兼CEOを始めとして企業再生の第一線で結果を出してきた余語邦彦教授より、経営再建・企業再生の秘訣と経営手法を学びます。

あなたのキャリアに大きくプラスに働く本科目のエッセンスをBBT大学院の修了生の方にわかりやすく解説してもらいましょう!

科目名 企業再生論
担当教授 余語 邦彦 教授
執筆担当 村上 昌也さん 2015年MBA取得
第1回(全8回) 企業再生論でビジネスパーソンの価値を上げる
作成 2018/01/17

実務経営者から企業再生の要諦と経営手法を学ぶ

「企業再生」と聞くと、みなさんは、どういうイメージを思い浮かべるでしょうか。法的整理や大規模リストラ、M&Aによる事業再編などのイメージが浮かぶかもしれません。

しかし、それらは企業再生の一部分でしかありません。企業再生はダイナミックな経済活動であり、企業を再生することは非常に大きな意味合いがあります。講義を担当する余語邦彦教授は、光通信やカネボウ化粧品、アルゼ、大阪市の地下鉄・バス事業など、これまで様々な再生を手がけてきました。

その余語教授から、実務家ならではの企業再生の秘訣と経営手法を学ぶのが「企業再生論」です。

ベースとなるのは問題解決力

企業再生には様々なスキルが必要になりますが、その大前提となるのが、BBT大学院流問題解決のスキルです。BBT流問題解決とは、真の問題は何か?をタマネギの皮をむくようにしっかりと分析、理解することから始まります。現実をしっかり理解しないと、本末転倒な取り組みを実行してしまうからです。そして、解決策を考え、人を巻き込みながら実行していきます。

企業の再生局面では、大小様々な問題が発生しており、時間などの制約から、なるべく早く、筋の通った解決策を実行する必要があります。その解決策を実行するのも一筋縄ではいきません。様々な障害があるため、周りを鼓舞しながら、粘り強く解決策を実行する必要があります。

これらは、すべてBBT流問題解決の基本です。BBT大学院流問題解決の実例として学べるのも、企業再生論の大きな魅力のひとつです。

ビジネスパーソンが企業再生論を学ぶ理由

企業再生論では、まず、企業再生の基礎知識や具体的な手法をステップ・バイ・ステップで学びます。そして、実例をベースに演習形式で再生の実務を学びます。

後で詳しく紹介しますが、企業再生はコアビジネスを再構築することが重要なポイントになります。企業の中から優良事業を見つけて、それをいかに維持し育てるか、その手腕が問われます。このようなビジネスセンスを身につけることは、私たちビジネスパーソンにとっても、大切なことです。

企業を取り巻く環境は年々厳しくなっています。その中で、事業を育てられる人材の価値はとても高くなります。自分の付加価値を上げることができるのも、企業再生論の大きな魅力のひとつです。

企業再生論からキャリアの選択肢を考える

再生ビジネスが動くには、様々な条件があります。

まず、プロフェッショナル経営者と弁護士・会計士などのターンアラウンドスペシャリスト、つまり、企業再生のスペシャリストがいること。次に、法制度が整っており、再チャレンジを促す気風があること。そして、リスクマネー(リスクをとって投資するお金)が存在することです。

米国では、プロフェッショナル経営者が様々な企業を渡り歩くことが珍しくありません。それに対して日本では、まだプロフェッショナル経営者は多くありません。また、日本ではリスクマネーがほとんど国債に投資されている状況です。

このように日本では、再生ビジネスが動く条件があまりそろっていません。しかし、逆の見方をすれば、これからという側面もあります。今後に備えて、企業再生論から自分のキャリアの選択肢を考える、というのもお勧めです。

今回のレポートでは概要と再生プロセス、実例の紹介等、出来る限りたくさんの講義のエッセンスを通して、企業再生論の魅力を伝えていきます。どうぞお楽しみください。

本サイト「MBA-HOLDERS'INFO」で紹介しているレポートの完全版やWEBレッスン資料は、
無料で提供しています。ご希望の方は、以下よりご登録後、ダウンロードできます。